
【2025年版】JALをブリティッシュエアウェイズ(BA)のAviosマイルで予約するメリットと方法!JAL国内線をお得に乗る裏ワザ!
【2025年1月追記】
2019年にJAL国内線利用時の必要マイル数がアップしましたが、更に2021年7月にも2回目のアップがありました。
そして更に必要マイル数のアップ、予約関連の条件変更など色々と変わってきております。
必要マイル数においてのメリットはこれにより完全に無くなりましたが、それ以外のメリットもあるのでAviosの活用はうまく利用しましょう!
こんにちは!sasasanです。
海外旅行や国内旅行を格安で済ます方法というのはいくつかあります。
旅行費の中で一番多く占めているのがフライト代になります。移動費であるフライト代の費用を劇的に下げる方法というのはいくつかあります。
- 先得割りなどのお得なチケットを購入する(先の日程を押さえるなど)
- LCCで格安航空券を利用する
- マイルを使って特典航空券を利用する
最もお得なのが3番のマイルを使って特典航空券を利用するのが一番費用対効果は高いです。
というより無料になります(笑)
国内だとANAマイル、JALマイルの利用が一般的です。
行く場所やフライト距離などにもよりますが、ANAよりもJALの方が必要マイル数が少ないことも多いです。
そしてJAL国内線ですが、JALマイル以外でも利用することができることは知っていますか?
更にJALマイルにはないメリットがあるのは知っていますか?
今回はJAL国内線をJALマイルではなくAviosを利用して予約する方法、そしてそのメリットについて解説をしていきたいと思います。
ANAとJALの国内線特典航空券の必要マイル数の比較
まず日本において国内線といえば、ANAとJALがすぐに思い浮かぶのではないでしょうか?
どちらもマイル制度があり、マイルを利用して国内線特典航空券を利用してお得にフライトチケットを取ることができます。
それぞれの航空会社によって、必要なマイル数というのは実は異なります。
早速ですが東京発の各主要都市への必要マイル数(往復)を見ていきましょう。
東京発 | JAL | ANA |
秋田 | 12,000マイル | L:12,000マイル R:13,000マイル H:18,000マイル |
名古屋 | 10,000マイル | L:12,000マイル R:13,000マイル H:18,000マイル |
大阪 | 12,000マイル | L:12,000マイル R:13,000マイル H:18,000マイル |
札幌 | 16,000マイル | L:14,000マイル R:17,000マイル H:21,000マイル |
福岡 | 16,000マイル | L:14,000マイル R:17,000マイル H:21,000マイル |
沖縄 | 18,000マイル | L:16,000マイル R:19,000マイル H:24,000マイル |
石垣 | 20,000マイル | L:18,000マイル R:21,000マイル H:26,000マイル |
※片道の場合はそれぞれの必要マイル数の半分となります。
ANAの場合はL(ローシーズン)、R(レギュラーシーズン)、H(ハイシーズン)の3つの時期によって必要マイル数が異なります。
こちらも毎年微妙に時期の設定が変わってきていますので、都度都度チェックをしていくのがいいでしょう。
このようにANAとJALでも時期によっては必要マイル数が異なりますので、上手く使い分けていくのがいいです。
通常の時期であれば、ANAもJALもそこまでの差が出ません。
ただしANAのハイシーズンに当たる時期についてはJALの方が必要マイル数が少なくて済みます。
JAL国内線ならブリティッシュエアウェイズ(BA)のアビオス(マイル)が超お得だったが改悪!
ANAとJALでは時期によって色々と使い分けた方が良いことが分かりました。
実は2021年7月まではAviosを活用したJAL国内線が非常にお得だったのですが、現在必要マイル数がアップしたためそこまでお得ではなくなりました。
ブリティッシュエアウェイズはイギリスの航空会社でワンワールド所属
その前に、ブリティッシュエアウェイズについて軽く説明をしておきます。
ブリティッシュエアウェイズとはイギリスの航空会社になります。航空会社はそれぞれグループを組んでいます。
ANAだったらスターアライアンス(ユナイテッド航空、アシアナ航空など)、そしてブリティッシュエアウェイズはワンワールド(JAL、イベリア航空、キャセイパシフィックなど)となります。
同じワンワールド所属なので、ブリティッシュエアウェイズのマイルを使ってJALの特典航空券を発券することができるというわけです。
ブリティッシュエアウェイズでのJAL国内線の必要マイル数
2025年現在ですが、必要マイル数は下記の様になります。
区間距離 | 必要マイル数 |
1-650 | 10,500 |
651-1150 | 11,000 |
1151-2000 | 14,300 |
2023年4月12日よりJALが基本マイル時のみ開放
JALの国内線の特典航空券ですが変動制に切り替わったことによって、Aviosでの取得条件も変わりました。
取得可能なタイミングはJALの基本マイル時のみBAマイルで特典が取れる形に変更となっています。
2025年版。ブリティッシュエアウェイズとJALの必要マイル数の比較
では先ほどのようにJALとブリティッシュエアウェイズ(BA)での必要マイル数の比較を、東京発の主要都市にて見ていきます。
東京発 | JAL片道(基本マイル) | BA片道 |
秋田 | 6,000マイル | 10,500Avios |
名古屋 | 5,000マイル | 10,500Avios |
大阪 | 6,000マイル | 10,500Avios |
札幌 | 8,000マイル | 10,500Avios |
福岡 | 8,000マイル | 10,500Avios |
沖縄 | 9,000マイル | 10,500Avios |
宮古 | 10,000マイル | 11,000Avios |
実は2019年5月末にブリティッシュエアウェイズのAviosのマイル数が変更となり、更に2021年7月に再度必要マイル数がアップしました。
そこから更に2023年に必要マイル数が大幅に変更となりました。
完全にAviosの優位性がなくなった感じですね。
ブリティッシュエアウェイズ(BA)とJALの利用条件の違い、Aviosが優位な2つのメリットについて
更に2社の利用条件というのも実は異なります。
東京発 | JAL | BA |
特典航空券の利用対象者 | 本人、配偶者、二親等以内の親族、義兄弟姉妹の配偶者 | 誰でも対象 |
予約の期限 | 搭乗日4日前まで | 搭乗日前日まで |
予約開始日 | 360日前0:00からスタート | 355日前 |
予約変更/キャンセル | 不可/国内1,000円手数料 | 不可(当日前倒し空港可)/キャンセル無料 |
しかしブリティッシュエアウェイズ(BA)の場合、見ての通りかなり条件が緩いです。JALの特典航空券のルールというのは細かいルールが設けられています。(ANAも似たようなルールで運用されています。)
友人、知人などの発券も可能なのでJALに比べてかなり利用範囲が広いのはとてもいいと思います。
これまでは必要マイル数がJALマイルよりも少なく、非常に優位性のあったAviosですが改悪によりマイル数についてはJALの方がお得です。
しかし、Aviosの方が有利なメリットが2つあります。
- 友人などでも利用が可能であること
- キャンセル費用が無料
この2つにおいてJALよりもAviosが優位となります。
家族以外でも利用が出来るメリットとしては、恋人と一緒に活用ができる点などはメリットが大きいですよね!
更にキャンセル費用が安いのは重要です。
ブリティッシュエアウェイズ(BA)でJALの発券での基礎知識
BAマイルを利用しての発券方法についてですが、いくつか基本的なことを解説していきたいと思います。
BAマイルを利用した特典航空券はWEBもしくはコールセンターで予約
BAのAviosポイント(BAマイル)でJAL国内線の特典航空券を予約する方法は2つあります。
- ブリティッシュエアウェイズのサイトで予約発券
- ブリティッシュエアウェイズのコールセンターで予約発券
WEBサイトからの予約は無料(諸税は別途かかる)となりますが、コールセンターで予約の場合は手数料2,000円がかかります。
なので、極力WEBサイトより予約することをおすすめします。
予約開始は355日前から搭乗前日まで可能!
ブリティッシュエアウェイズのBAマイルを利用した特典航空券ですが、出発日より355日前から予約ができるようになっています。
JAL国内線は360日前となっているので、若干ですがJALの方が早く予約ができるようになっていますね。
BA発券の24時間以上前の場合の変更、キャンセルについて
ブリティッシュエアウェイズ(BA)で発券した特典航空券ですが、国際線の場合だと最大で5,740円(電話だと+2,000円)がかかります。
最大というのは、それよりもサーチャージなどの諸税が安い場合、上記金額だけで済むという形になります。
サーチャージ等が上記金額よりも高い場合、最大5,740円を引いた額が返金されるようになっていますよ!
つまり国内線の場合、空港使用料が取られるだけで済むので、キャンセル費用はかなり安く済みます。
→こちらですが現在はキャンセル無料となっています!
また予約変更も不可に変わっております。
また搭乗24時間前までが上記条件となっており、そこを過ぎるとマイル自体が没収となるので注意してくださいね!
BA発券のデメリットについて
めちゃくちゃお得なブリティッシュエアウェイズ(BA)の特典航空券の発券ですが、デメリットもあります。
出発時刻の24時間前の日程変更条件が厳しい
天候による遅延、条件付き運航となっていても日程変更は24時間前からはできません。。。
該当の便が欠航になった場合だけ、マイルが払い戻されるようになっています。
万が一、欠航になった場合ですがブリティッシュエアウェイズのカスタマーセンターに連絡を入れてキャンセル処理をすることになります。
カスタマーセンターが営業時間外の場合は、後日営業時間内に電話をしてキャンセルの連絡をすればOKです。
BAマイルの返還、空港税の払戻の対応をしてくれます。
ブリティッシュエアウェイズのカスタマーセンター(Executive Club)
電話番号:03-3298-5209
営業時間:月曜~金曜 9:00~12:00、13:00~17:00(土日祝休)
ブリティッシュエアウェイズ(BA)でJAL国内線の発券方法について解説
ではブリティッシュエアウェイズのアビオスポイント(マイル)でどうやって特典航空券を発券するのか、発券方法について見ていきたいと思います。
まずブリティッシュエアウェイズのサイトに入り、ログインをしましょう。
「Executive Club」タブをクリックすると、ツリーが展開されます。
その中の「Aviosを使う」の項目の中に「Aviosを使う」があるのでこちらをクリックしてください。
そうするとこちらのページに移動します。
中央下の「特典フライトの予約」をクリックしてください。
ここで出発地、目的地を入力。この際、スリーレターコードを入力するようにしてください。
羽田であれば「HND」、福岡なら「FUK」となります。
続いて、出発日を入力してください。
片道のみの場合は、右側でチェックを入れましょう!(子の場合、復路は入れなくてもOKです。)
往復の場合は、復路日程も入れてください。
次に対象クラス(JAL国内線の場合はエコノミーを選択)、搭乗者も人数を入れてください。
往路のフライトが出てきます。
下にスクロールしていくと、復路も出てきます。
往復ともに乗りたい便をクリックしていきましょう!
選択して一番下までスクロールしていくと旅程概要が出てきます。
羽田-福岡の往復で9,000Aviosと諸税で580円になります。
右下の「次へ」をクリックしてください。
見積条件、フライト日程、変更払い戻し条件の確認が出てきます。
ここで再度、自分のフライト日程や条件について確認をしておくようにしてください。
寄付をする、気候アクションがありますがこちらについては「いいえ、結構です」を選択しておいてください。
「利用条件に同意します」にチェックを入れて、次へをクリックしましょう。
次に搭乗者の情報を入力してください。
次にケータイ番号を入力して次へをクリック。
ここで支払い画面へと移動します。
必要マイル数、諸税を念のため確認しておきましょう。
支払方法はペイパル、クレジットカードとなります。
普通に楽なのはクレジットカードなのでクレジットカード情報を入れていきます。
請求書送付先も記入していきましょう!
すべて記入したら「予約する」をクリックすれば完了となります。
完了後に6桁の予約番号が発行されたらOKです。
ちなみに今回は羽田-福岡でしたが、一部WEBから予約ができない便などについてはブリティッシュエアウェイズのカスタマーセンターに電話をして予約をしましょう。
ブリティッシュエアウェイズのカスタマーセンター(Executive Club)
電話番号:03-3298-5209
営業時間:月曜~金曜 9:00~12:00、13:00~17:00(土日祝休)
WEBで出てこない便については、電話で予約発券しますがこの場合に限り手数料はかかりません。
BA発券でのJALの予約したフライトの座席を指定する方法について
ブリティッシュエアウェイズで無事に特典航空券の発券ができたら、次は座席指定をしておきましょう。
実はブリティッシュエアウェイズでのJAL国内線特典航空券での座席指定は、ブリティッシュエアウェイズのサイトからは指定ができません。
ではどのように座席指定をすればよいのか?というと、3つの方法があります。
- JALのサイトから座席指定する
- JALのコールセンターに電話して座席指定をする
- 当日のカウンターで座席指定をする
というわけで、それぞれを解説していきたいと思います。
JALのサイトから座席指定をする方法
こちらですが、JALで発券した特典航空券の指定方法とは少々異なります。
まず、必要なものとしてBAの予約番号が必要となります。
そのあとは、JALのサイトから座席指定をするのですがここでポイント!
- ログインしていた場合はログアウトをしておく
- JALの日本語サイト以外で座席指定をする
ログインをした状態からだと、JALのサイトで日本語以外にできないので一旦ログアウトをするようにしてください。
ログアウトをしてから、日本語以外のサイトに変更をしてください。(どの国でもOK)
あとは手順に沿って進んでいけば、座席指定が可能となります。
JALのコールセンターに電話して座席指定をする方法
こちらの方が簡単に座席指定ができるのでおすすめです。
コールセンターは国内線、国際線のどちらでも問い合わせが可能となっています。
BAの予約番号、名前を伝えて座席指定をすればOKです。
0570-025-071
03-5460-0522
0570-025-022
03-5460-0311
0570-025-031
03-5460-0511
JALマイレージバンク会員
0570-025-103
03-5460-3737
また、搭乗日前日の5時より座席の開放がありますので座席指定できる範囲が広がります。
それ以前の電話で希望通りの指定ができなかった場合などは、直前に再度電話をすることをおすすめします。
まとめ
2025年現在では正直Aviosを利用したJAL国内線の優位性はほとんどありません。
ただ、第三者利用だったりいくつかのメリットは残っていることと、最近のUAマイルを利用したANA国内線の枠もかなり少ない状況もあり、そういったケースで利用することはありそうです!