おはようございます!sasasanです。
先日のアカデミー賞は受賞作の連絡ミスなどもあり、なんともバタバタした感じがありました。その中でも個人的に楽しみにしている映画が本日紹介する映画「ラ・ラ・ランド」。
そんな私ですが先日の海外出張の際に、JALの機内にて「ラ・ラ・ランド」を鑑賞する機会がありましたので、早速見ることできました。
今回はそちらについて書いてい行きたいと思います。
ラ・ラ・ランドについて
アカデミー賞に史上最多13部門14ノミネートというここ最近では中々ないくらいの前評判となっています。監督賞、主演女優賞など全6部門を受賞しました!!
ちなみにゴールデングローブ賞では作品をはじめ主要7部門で受賞しております!
監督は「セッション」でも絶賛を受けたデイミアン・チャゼルになります。
【あらすじについて】
舞台はハリウッドで映画の題名でもある「ラ・ラ・ランド」はハリウッドの愛称のことで、夢の国という意味合いもあります。そんな夢の国ロサンゼルスで繰り広げられるある男女の物語になります。
女優を目指しているミア(エマ・ストーン)
ジャズピアニストを目指しているセブ(ライアン・ゴズリング)
2人の物語となります。ハリウッドならではの、成功と挫折、そして苦悩と恋愛をミュージカルを通して繰り広げられるストーリーとなっています。実はこのお二人、共演がこの映画が初めてではありません(笑)
何といっても色彩バランスがいい
冒頭から始まるミュージカルのシーンを初め、随所で特徴的なのが「カラーバランス」です。とにかく、ビビットな原色が一際目立つ作品に仕上がっております。着用している洋服だったり、背景だったりととてもカラフルな雰囲気が広がりますね。
普通、ビビットな原色ばかり増えるとキツイ印象を与えがちなのですが、「ラ・ラ・ランド」は全然キツくないです。むしろ自然になじませながら、カット割りもスピード感があるので、バランスがとれているように感じます。
というのも、デイミアン・チャゼル監督が来日した際のインタビューにて鈴木清順監督の『東京流れ者』のポップな色だったり、ワイドカットなどオマージュにしているというコメントをしております。
着用している豪華な服たち
今回の映画を見た第一印象ですが、往年のミュージカル作品を彷彿とさせる衣装が沢山あります。ミュージカルの場合は、少しディテールを大げさにしたり、色で特徴を持たせたりする傾向があります。というのは大舞台で観客席から見る際には演じる方がとても小さく見えてしまいます。なので、少しでも、衣装を目立たせるようにそのようにすることが多いです。今回の「ラ・ラ・ランド」もその雰囲気が随所にありますね。
ちなみに主役の2人は50回以上も衣装を変えております(笑)
衣装担当はメアリー・ゾフレフさんで、アカデミー賞衣装部門にノミネートされています。「シェルブールの雨傘」「バンド・ワゴン」「有頂天時代」などの名作ミュージカルからインスピレーションを受けて更に進化させているようです。往年のヴィンテージを思わせるドレス、原色のドレスなどはここ最近のファッショントレンドとしても浮上しているので、トレンド感もバッチリですね!!
実はファッション業界としてロスは要注目!!
「ラ・ラ・ランド」は舞台がロスなのですが、実はファッション業界で今とてもアツい都市として注目されているのもロスなんですよね!
というのも、トム・フォード、バーバリー、ルイヴィトン、サンローランもロサンゼルスでショーをしております。
元々、ハリウッドとファッション業界のつながりは密接なのですが、それとは別にロスの空気感や雰囲気がここ最近はトレンドスポットにマッチしているのもあります。
映画の感想について
もう最高に良かったです(笑)
まず、ファッションと音楽、美術はやはりというか本当に目を見張るものがありますね!!今のトレンド感が出ている感じでしょうか?ここ最近のトレンドでホテルのネオンのイメージなんかも最高です。
夢を叶えるためにたくさんの若者が集う街、ハリウッド。夢と挫折を織り交ぜながら、徐々に惹かれ合っていく二人の姿はとても微笑ましく感じます。
ストーリー自体は古典的なハリウッド映画っぽい感じもありますけど、それはそれでいいんだと思います。
夢と現実というもののせめぎ合い、葛藤というものがとても分かりやすく描かれているのもとてもいいですね。
夢を叶えたけれど、それに伴う代償。二人はそれぞれの夢に向かってひたすら突き進んでいくのですが、お互いの考え方のズレ、想いなど徐々に進む道というか方向性がずれていきます。ラストについては、ネタバレしちゃいますので詳細は書きませんが、現実というものを端的に表しているのではないでしょうか?
大人の恋愛模様というか、二人が出した結論など本当に色々と考えさせられる内容となっております。
ちなみに機内で号泣しながら見たのは内緒です(笑)
それと音楽がとても良かった!!キース演じるジョン・レジェンドが歌う『START A FIRE』なんてもう最高!!
サントラは買った方がいい!
音楽も本当に最高!!映画のシーンが何度もよみがえってきます。
まとめ
久しぶりにとても良かった映画でした!!
私は海外出張のたびに飛行機の中で映画を見るのですが、よく途中で寝たりもしています(笑)にもかかわらず、今回は寝ることもなく一気に見ることができました!
最近は中々映画館に行く時間がないので、映画を見る機会も滅法減ってしまいましたが、たまには映画館にも行かなきゃ!!って思わせるような素敵な映画です。
皆さんも是非、見に行ってみてくださいね^^
本日もありがとうございました!!