ANA、JALの燃油サーチャージの推移まとめ。値上げ、値下げの料金の仕組みを解説

ANA、JALの燃油サーチャージの推移まとめ。値上げ、値下げの料金の仕組みを解説

こんにちは。sasasanです。

みんな何となく払っているけど、実はよく分かってない「燃油サーチャージ」。

そして毎年この燃油サーチャージの料金は変わっています。

ANA、JALの国内線を利用する時には気にしなくても良いのですが、国際線を利用する場合には「燃油サーチャージ」は結構大きく費用が変わってくるので気になる人も多いと思います。

更に航空会社によっては不要な会社もあったり、チケットの発券タイミングで値段が違ったりととにかくややこしいんですよね(笑)

  • 燃油サーチャージの基本的なこと
  • 燃油サーチャージの料金の決め方
  • 最新の燃油サーチャージの料金(随時更新)
  • いつ発券するのがお得?ベストタイミングを探る

今日はよく分からない「燃油サーチャージ」について分かりやすく紹介していきたいと思います。

 

燃油サーチャージとは?基本を解説

燃油サーチャージって何?なんでチケット代と別でお金かかるのよ?

燃油サーチャージは正式名称「燃油特別付加運賃」といいます。

これ、1990年代後半から出始めて2000年代から導入されたものです。

飛行機の燃料の元である原油ですが、一定の価格ではないんです。つまり常に値段が上下しているわけですね。

安いのであれば問題ないですが、値段が高騰した場合に困るのが航空会社です。燃料費が高くなるわけで、運営を圧迫しかねないわけです。

そこで生まれたのが「燃油サーチャージ」です。

燃油代を一部利用者にも負担してもらおうということです。

燃油サーチャージの料金の決め方、算定方法とは?

では燃油サーチャージの料金はどうやって決まるのかというのを解説したいと思います。

飛行機の燃料となるケロシンや軽油など「原油」の価格変動を基にして各航空会社の判断により、航空当局に申請して審査後に認定されると運賃に反映するようになっています。

ほとんどの航空会社で導入されていますが、一部のLCCでは徴収されないケースなどもあります。

ちなみにANAとJALの場合の燃油サーチャージの料金の決め方はこのようになっています。

  • 2か月ごとに、直近2か月の燃油市況価格平均に基づいて見直しをする
  • シンガポールケロシン市況価格、為替レートの2つが目安となる

またANAとJALの燃油サーチャージの料金はほぼ同額となっています。

乱暴に書くと、原油価格が高騰すればするほど燃料費が圧迫するので、乗客の負担も上がるという図式になりますね(笑)

車でいえばガソリン価格も原油価格に影響されるので、それと似たようなものと思えばイメージしやすいかもしれません。

燃油サーチャージの改定基準の流れと詳細について

燃油サーチャージの価格が決まる流れと具体的なスケジュールについて見てきましょう。

燃油価格の見直しがあり算定されて約2か月後に価格を発表します。

そして更に2か月後に適用されるという流れになります。

つまり燃油サーチャージの料金が決まってから適用まで約4か月かかるというわけです。

JALが燃油サーチャージを改定する時の適用条件表です。(ちなみにANAも同じ基準となります。)

発券日 適用額発表時期 平均値算出対象期間
4月~5月 2月中旬~下旬頃 12月~1月の2か月平均値
6月~7月 4月中旬~下旬頃 2月~3月の2か月平均値
8月~9月 6月中旬~下旬頃 4月~5月の2か月平均値
10月~11月 8月中旬~下旬頃 6月~7月の2か月平均値
12月~1月 10月中旬~下旬頃 8月~9月の2か月平均値
2月~3月 12月中旬~下旬頃 10月~11月の2か月平均値

この表からも分かるように、約4か月前の平均値を見ることで上がるのか下がるのかという予測を立てることができます。

そしてこの平均値はシンガポールケロシン市場価格の平均となります。

また、航空燃料価格の決め方はこのようになっています。

シンガポールケロシン市場価格(平均)×ドル円為替レート(平均)=航空燃料価格

詳しい詳細についてはこちら。

航空燃油(シンガポールケロシン)の各日(*1)のスポット価格の2カ月平均に、同じ2カ月の為替レート平均で円換算した価格によって適用額を確定し、2カ月間固定いたします(*2)。

額改定を行う場合には、関係国政府に認可申請いたします。なお、2カ月間の平均燃油価格が1バレル当たり6,000円を下回った場合は、「燃油特別付加運賃」を適用いたしません。

*1市場においてシンガポールケロシンの売買があった日
*2関係国政府認可状況により、適用額・改定時期・適用期間が異なる場合もあります。

JAL国際線「燃油特別付加運賃」のページから引用

JAL(ANA)の燃油サーチャージの段階は9段階に区分けされている

先ほどの引用元に掲載されているのですが、JALは燃油サーチャージのランクを9段階に分けています。

ゾーンAからゾーンIまでの9段階となっており、航空燃料価格により、それぞれの国によって燃油サーチャージの料金が決まっています。

そしてこちらはANAも同じ基準となっています。

下記はゾーンごとの国ごとの(日本発)の燃油サーチャージの料金一覧表となります。(片道分です)

航空燃料価格 韓国・
極東ロシア
東アジア
(除く韓国)
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム・ロシア(*) タイ・シンガポール・マレーシア・ロシア(*) インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ 北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア
ゾーン A 6,000円以上 7,000円未満 200円 500円 1,000円 1,500円 2,000円 3,500円
ゾーン B 7,000円以上 8,000円未満 300円 1,500円 2,000円 3,000円 4,000円 7,000円
ゾーン C 8,000円以上 9,000円未満 500円 2,500円 3,000円 4,500円 6,000円 10,500円
ゾーン D 9,000円以上 10,000円未満 1,000円 3,500円 4,000円 6,500円 8,500円 14,000円
ゾーン E 10,000円以上 11,000円未満 1,500円 4,500円 5,000円 8,500円 11,000円 17,500円
ゾーン F 11,000円以上 12,000円未満 2,000円 5,500円 6,500円 10,500円 13,500円 21,000円
ゾーン G 12,000円以上 13,000円未満 2,500円 7,000円 8,000円 13,000円 16,000円 25,000円
ゾーン H 13,000円以上 14,000円未満 3,000円 8,500円 9,500円 15,500円 18,500円 29,000円
ゾーン I 14,000円以上 15,000円未満 3,500円 9,000円 11,000円 17,000円 20,500円 32,000円

航空燃料価格が上がれば上がるほど、燃油サーチャージが高くなります。

ちなみにゾーンA以下(6,000円未満)となるとどうなるのかというと燃油サーチャージはかかりません。

最新!ANA、JALの燃油サーチャージの料金(随時更新)

では2020年2月~2020年3月発券分の燃油サーチャージはというと「ゾーンC」となります。

ちなみにその手前である2019年12月~2020年1月発券分の燃油サーチャージはというと「ゾーンC」でしたね。

2020年2月~2020年3月発券分【ゾーンC】

区間 燃油サーチャージ
日本-韓国・極東ロシア 500円
日本-東アジア(除く韓国) 2,500円
日本-グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム・ロシア(*) 3,000円
日本-タイ・シンガポール・マレーシア・ロシア(*) 4,500円
日本-インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ 6,000円
日本-北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア 10,500円

ちなみにこの1つ前である2019年10月~11月発券分も「ゾーンC」でした。

>>燃油特別付加運賃ANA<<

>>燃油特別付加運賃JAL<<

いつ発券するのがお得?ベストタイミングを探る

燃油サーチャージというのはいつの支払いになるのか知っていますか?

これは発券と同時に支払いをします。(って当たり前ですかね。。。)

いくら搭乗する日の燃油サーチャージの料金が安いからといっても、発券したタイミングで燃油サーチャージが高い場合は高い料金を払うわけです。

ということは、燃油サーチャージが低い時期に航空券を発券するというのがベストとなります。

とは言うものの、それを見越して発券するというのは結構難しいものです(笑)

例えば、燃油サーチャージが来月下がる可能性が高いのであれば、もう少し待ってからチケットを取るのがよいです。

燃油サーチャージを安く抑える方法は2つある

中々予測が難しい燃油サーチャージですが、どうやったらなるべく費用を抑えることができるのか?というのを紹介したいと思います。

1つは燃油サーチャージが安い航空会社を利用することです。

ANAとJALは同じ価格なんですけど、LCCや海外など他の航空会社の方が安いケースがあります。

LCCでいうと、エアアジア、ピーチ、ジェットスターなどは燃油サーチャージが不要となっています。

なのでケースバイケースですが、LCCを利用するというのも一つの案となります。

2つ目ですが、先ほども紹介したようにチケットを取るタイミングをずらすことで費用を抑えることが出来ます。

例えば2019年2~3月はゾーンCとなっていますね。この場合で6月のチケットを取る場合、

  • 燃油サーチャージが下がる➡4月に入ってから発券する
  • 燃油サーチャージが上がる➡3月までに発券する

このように意識をすることで費用を抑えることが出来るようになります。

また、日付変更や旅程は変更せずに便名を変えることで燃油サーチャージの調整が入ります。

これ燃油サーチャージが下がった場合だと差額の返金があります。

マイルを利用した国際特典航空券でも燃油サーチャージはかかる!

陸マイラーがガンガン利用しているのが貯めたマイルで取る国際特典航空券です。

マイルで取るからタダ!と言いたいところですがこちらも別途燃油サーチャージがかかるんですよね(笑)

なので燃油サーチャージの価格動向というのは注意して意識をした方が良いです。

燃油サーチャージをお得に払うテクニック

こちら有償の国際線の場合ですが、実は燃油サーチャージの支払いでちょっとしたテクニックがあります。

燃油サーチャージはマイルでは支払いができませんが、ANAのスカイコイン、JALのeJALポイントであれば支払いができます。

つまりマイルをそれぞれのコインやポイントに交換をすることで燃油サーチャージを間接的にマイルで支払うことができるわけです。

eJALなら1.5倍で交換できますし、スカイコインなら最大1.7倍で交換できるので現金支払いよりもお得になりますよ!

ただし、残念ながらマイルで取った国際特典航空券の燃油サーチャージの支払いにはできないので注意くださいませ!

まとめ

燃油サーチャージは石油の価格で左右されます。

そして直前であればある程度の予測は立つものの、中々思うようにいかないことが多いです。

つまり自分ではどうしようもないんですよ(笑)

ただ少しだけ意識をすることで、チケットの発券タイミングをずらすことも検討できるようになるので、少しは覚えておいた方がいいものです。

あとはスカイコインやeJALポイントへ交換して費用をお得に抑えることもできます。

それと少しだけ世界情勢を知る機会でもあるので意識をした方がいいかもしれませんね!!

 

本日もありがとうございました!

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