ANAアップグレードポイントの貯め方と使い方とは?利用方法は3つでおすすめの使い道を紹介
こんにちは!sasasanです。
ANAの上級会員になると獲得できるのが「アップグレードポイント」です。
ではこの「アップグレードポイント」は何に使えるのか知っていますか?
少し使いづらいですが、利用方法によっては非常にお得に利用が出来ます。
- ANAアップグレードポイントの貯め方、貰える条件などの基礎的なこと
- ANAアップグレードポイントの使い方(利用方法は3つ)
本日はアップグレードポイントについて解説していきたいと思います。
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ANAアップグレードポイントの貯め方。貰える対象とは?ルールと基準を解説
まず最初にアップグレードポイントは毎年2月にプレミアムメンバーに対して付与されるポイントのことを言います。
プレミアムメンバー対象者というのは下記のメンバーになります。
- ダイヤモンドメンバー
- プラチナメンバー
- ブロンズメンバー
- SFC会員
ちなみにSFC会員でも家族カードを所有しているだけの家族会員は対象外となります。
獲得プレミアムポイント(1月~12月) | アップグレードポイント | 各グレードの目安 |
0 | 0ポイント | |
1~9,999 | 4ポイント | |
10,000~19,999 | 6ポイント | |
20,000~29,999 | 8ポイント | |
30,000~39,999 | 10ポイント | ブロンズメンバー |
40,000~79,999 | 20ポイント | プラチナメンバー |
80,000~119,999 | 40ポイント | ダイヤモンドメンバー |
120,000~149,999 | 50ポイント | |
150,000~199,999 | 60ポイント | |
200,000~249,999 | 80ポイント | |
250,000~ | 100ポイント |
こちらの獲得プレミアムポイントですが、ANAグループ運航便のみが対象となります。
実はプレミアムポイントというのはANAグループ運航便でも貯まりますし、スターアライアンス加盟航空会社でも貯まります。
SFC修行に関してのプレミアムポイントにおいては上記のどちらのプレミアムポイントも対象となります。
ただし、アップグレードポイントの付与に関してはスターアライアンス加盟航空会社のものは除外となります。
アップグレードポイントは年間いくらもらえる?
アップグレードポイントはANA グループ運航便に1月~12月までどれだけ乗ってプレミアムポイントを貯めたのかによって貰えるポイントが決まります。
そして翌年度の2月にアップグレードポイントが付与されます。
仮にANAグループ運航便ですべてプレミアムポイントを貯めていた場合だとこんな感じです。
- ブロンズメンバー:10ポイント
- プラチナメンバー:20ポイント(SFC所持なら24ポイント)
- ダイヤモンドメンバー:30ポイント(SFC所持なら34ポイント)
SFC会員でもアップグレードポイントは貰える!ただしANA便に1回は搭乗しないといけない
SFC会員でもアップグレードポイントは貰えます。
スーパーフライヤーズ会員のお客様
「ダイヤモンドサービス」メンバー、「プラチナサービス」メンバー、「ブロンズサービス」メンバーかつスーパーフライヤーズ本会員のお客様(家族会員様は対象外)には、ANAグループ運航便のご利用に応じて獲得されたポイントに加え、さらに一律4ポイントをプレゼントいたします。
上記ですがSFCだけを持っているケースでは「一律4ポイント」を貰うことが出来ないです。(ブロンズ以上である必要がある)
ただし、冒頭で紹介した一覧を見てもらうと分かりますが、アップグレードポイントが貰えるのは最低でも1~9,999PPの獲得が必要となります。
つまりANAグループ運航便に最低1回利用しておけば、4アップグレードポイントが貰えるという感じになります。
※特典航空券は対象外
※また他社便でのPPを獲得しただけの場合も対象外(ANAグループ運航便ではない為)
アップグレードポイントの有効期限は1年
アップグレードポイントの有効期限は1年となります。
毎年4月1日~3月31日までが利用期限となっているので、この1年間のうちに使い切らないと損をします。
使いきれない場合の最終手段として、ANA SKY コインへの交換が最も有効な手段となります。
ちなみにANA SKY コインの有効期限は1年となるので、アップグレードポイントの有効期限からみると更に1年有効期限が伸びるという感じですね!
アップグレードポイントの使い道は3つ
では獲得したアップグレードポイントは何に使用できるのかというと3つあります。
国内、国際線のアップグレード
国内線、国際線の座席のアップグレードに使用が出来ます。
国内線の場合は、一律4アップグレードポイントでエコノミーからプレミアムクラスにアップグレードが出来るようになっています。
更に区間、航空券の種類に関わらず(つまり特典航空券でもOK)なんですよ。
国内線のプレミアムクラスへのアップグレードですが路線や距離により値段は異なります。3,000円~15,000円ですが、どの路線や距離であっても一律4ポイントとなるわけです。
なので長距離での利用が最もお得な使い道となりますね!
次に国際線はというとこのようになります。
アップグレードに必要なポイントはこのようになります。
路線によって必要ポイントが異なる、クラスごとでも必要なポイントが変わってきます。
基本的に長距離になればなるほど必要なポイントが上がっていく仕様になっていますね。
そして国際線の場合、更に利用できる条件があります。
- アップグレードできる座席は1ランク上のみ(エコノミーからファーストはできない)
- アップグレード対象運賃のみアップグレード可能
- アップグレード可能な座席数には、限りがある
この中でも注意したいのが2番目の「アップグレード対象運賃のみアップグレード可能」です。
旅程開始エリア | エコノミー →プレミアムエコノミー※ | プレミアムエコノミー・エコノミークラス →ビジネスクラス | ビジネスクラス→ファーストクラス |
日本地区旅程開始 | Y/B/M/U/H/Q/V クラス | G/E/Y/B/M/U クラス ※「N」クラスは対象外 | J/C/D/Z クラス ※「P」クラスは対象外 |
日本地区以外の旅程開始 | Y/B/M/U/H/Q/V クラス | G/E/Y/B/M/U/H クラス ※「N」クラスは対象外 | J/C/D/Z クラス ※「P」クラスは対象外 |
※プレミアムエコノミーのアップグレードは2020年4月1日以降の搭乗分
国際線で注意してほしいのは、対象運賃での搭乗が必要です。格安運賃の場合だと対象外となるので使い勝手はそこまでよくないですね。
ちなみにダイヤモンドメンバーの場合のみ下記のような利用も可能となります。
(※)「ダイヤモンドサービス」メンバー限定で、アップグレードの対象とならない予約クラスでご購入の場合でも、2倍のアップグレードポイントをご利用いただくことで、アップグレードを承ります。
あと、ユナイテッド航空運航便でも対象運賃の場合であれば利用が可能です。
ANAラウンジへの招待
プラチナ以上の会員、もしくはSFC会員は本人と同行者1名の2名までが無料でANAラウンジの利用が出来ます。
でも3人での旅行の場合、1人だけは入れなくなっちゃいますよね。
そんな時に、こちらのアップグレードを利用することでANAラウンジに招待することが出来ます。
下記一覧は国内線利用の場合のANAラウンジへの招待条件となります。
2,000マイルもしくは2アップグレードポイント、国際線の場合なら4,000マイルもしくは3アップグレードポイントが必要となります。
こちらの利用方法はANAラウンジのみとなっており、他のスターアライアンスのラウンジでは利用はできません。
ANA SKY コインへの交換
3つ目の使い道ですが、ANA SKY コインへの交換があります。
正直、他の使い道が利用範囲が狭いということもあり、こちらを利用している方も非常に多いです。
私もほとんどANA SKY コインに交換しています。交換比率は下記の通り。
- アップグレードポイント1ポイント=ANA SKY コイン1,000コイン
例えば、2020年にプラチナ会員となり20ポイント分のアップグレードポイントが貰えるのであれば、2021年2月に20ポイントがもらえます。
(SFCに切り替えしていたら更に∔4ポイント)
24アップグレードポイントをすべてスカイコインに交換したのであれば、24,000スカイコインとなります。
スカイコインはANAのフライトチケットを現金と同じ扱いで購入できるので24,000円が貰えたという感じになります。
先ほどはアップグレードポイントを利用してクラスのアップグレードについて紹介しました。
累計100ポイントまでの交換上限があり、最大で10万スカイコインに交換が出来るようになっています。
私のアップグレードポイントの使い道
私がSFC修行をしたのが2017年です。
無事にプラチナメンバーになりANAスーパーフライヤーズカードを取得したので、2018年に人生初めてのアップグレードポイントを貰いました!!
この時はすべてANAグループ運航便だったので翌年度に24アップグレードポイントでした。
そしてこのアップグレードポイントをどのようにしたのかというとこんな感じです。
- 4アップグレードポイントを国内線で座席クラスをアップ
- 残り20アップグレードポイントはすべてANA SKY コインに交換
私の場合、ほとんどがマイルによる特典航空券での旅行なので、アップグレード対象外なんですよね。そして、仕事による出張もかなり前もってフライトを取っていることもあって、こちらも対象外(笑)
なので9割方はANA SKY コインに交換という感じなっています。
そして2018年は平SFCだったので4ポイントを貰っていましたが、こちらもANA SKY コインに交換してどこかのフライトに利用をしようと思っています。
実は国内線や香港などはお得に行けるケースもあるんですよね。
まとめ
上級会員になると貰えるANAアップグレードポイントですが、個人的には中々使いどころが難しいかなといった印象です。
ほとんどがマイルによる特典航空券での旅行がメインということもあり、アップグレードに使えるシーンがほぼ無いというのがアレですね。
とはいえ、スカイコインに交換することが出来るのでそこからフライトに費用を充てるというのが現状といったところです。
SFCになっておけば、年に1回ANA便を利用すれば毎年4アップグレード(4,000円相当)が貰えるのでこれはこれでやはりお得ですね!!
アップグレードポイントのまとめ
- ANA上級会員だけが貰える
- 座席のアップグレードに利用
- ANAラウンジに招待ができる
- ANA SKY コインに交換
- 有効期限は1年
本日もありがとうございました!
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