エコノミークラスとビジネスクラスの違い。料金、サービス、比較で分かる強烈な差とは?ビジネスに格安で乗る裏ワザとは?
- エコノミークラスとビジネスクラスの違いを知りたい
- どんなサービスがあるの?
- ビジネスクラスを格安で乗りたい!
そんなことを知りたい人のための記事です。
こんにちは!sasasanです。
皆さん飛行機乗ったことありますかね?
乗った人なら当たり前に分かることなのですが、座席によって全然サービスが変わってくるんですよ(笑)
皆さんが普通にチケットを取って座るのがエコノミークラスです。
そして飛行機内の遥か前方にあるのがファーストクラスとビジネスクラスです。
ビジネスクラスに乗ってみると分かるのですが、めちゃくちゃサービスがすごいんです。もう、雲泥の差です(笑)
更に言うと、登場する前からエコノミーとビジネスでは全く待遇が変わります。
いつかはビジネスクラスで旅行に行ってみたい!!という人も多いんじゃないでしょうか?
- エコノミークラスとビジネスクラスのサービスの違い
- エコノミークラスとビジネスクラスの料金の比較
- ビジネスクラスに格安で乗る方法
ちょっと基本的なことですが、本日はエコノミークラスとビジネスクラスの違いについて紹介していきたいと思います。
マイルはこうやって貯める!
ANAマイルとJALマイルは簡単に貯まる!私が実践している方法を大公開!
エコノミークラスとビジネスクラスのサービスの違いについて
簡単に言うとエコノミークラスは一般席で、ビジネスクラスは特等席といえばイメージが分かりやすいです。
(ファーストクラスは極上席とでも言いましょうか笑)
フライトの時の座席周りもそうですが、機内での待遇、食事などもエコノミーとビジネスだと全く異なります。
天と地ぐらいの差があるんですよ!
そして更に言うと搭乗する前から待遇が変わってきます。
チェックインする時からすでにエコノミークラスとビジネスクラスでは明確な違いがあります。
ビジネスクラスは専用のチェックインカウンター、優先保安検査を利用できてあっという間に出国手続きが完了!
空港に入ってまずすることと言えばチェックインカウンターで荷物を預けたり、チケットを発券したりしますよね?
実はこのチェックインカウンターですがエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスなど専用のチェックインカウンターがあります。
大多数の方はエコノミークラスのチェックインカウンターを利用するのですが、とにかく行列が出来ます。
それがビジネスクラス専用のチェックインカウンターは利用者も少ないのであっという間に荷物を預けてチケットを発券することが出来るんですよ!
ちなみにANAであればワイドゴールドカード以上のカードを所持している場合、ビジネスクラス専用のチェックインカウンターが利用できちゃいます。
これ意外と知らない人多いんですよ(笑)
そしてチケットを受け取った後ですが保安検査室を通っていきます。
簡単に言うと手荷物検査ですね。
実はこの保安検査も専用レーンがあり、スイスイとあっという間に終わらせることが出来ます!!
預入荷物はエコノミーよりも重量が増える!
エコノミークラスの預入荷物はお一人様2個で23kgまでとなっています。
旅行をしてみると分かるのですが、この25kgというのはパンパンにキャリーケースに詰め込んだ場合オーバーするかしないかという感じです。(85Lのキャリーケースの場合)
なので結構ギリギリなんですよ。
ところがビジネスクラスの場合は、32kgまでOKとなります。
ビジネスクラスラウンジでフライト時間まで優雅にのんびり!
エコノミークラスの利用者や上級会員じゃない場合、専用ラウンジの利用が出来ません。
しかし、ビジネスクラス利用者はビジネスクラスラウンジの利用が出来ます。
例えば、ANAであればANAラウンジの利用が出来ますね!
カードラウンジに比べて食事やドリンクのサービスが全く異なるのがビジネスクラスラウンジです。
アルコール類もスパークリング、赤白ワイン、各種ウイスキー類もバッチリ揃っています。
また食事もホットミール、ラーメン、スナックとその国々によって品ぞろえもすごい変わってくるんですよね!
ちなみにANAの上級会員だったりSFC会員の方もこちらのラウンジは利用が出来ます。そのためSFC修行をして上級会員になり、ANAラウンジをビジネス利用者と同じようにラウンジが出来るようになります。
フライト時の座席は広々として寝心地も抜群!専用のアメニティや食事も豪華になる
搭乗後の違いについてですが、まず座席シートが全く異なります。
エコノミークラスのシートの前後のピッチですが、大半は80cピッチとなります。国内線だったり近距離路線であれば、そこまで苦にはならないのですが、長距離路線となるとかなりの苦痛を強いられます。
ではビジネスクラスのシートはというと現在では大まかに3つあります。
最新のビジネスクラス!「THE Room」は最早個室!!
こちらはANAの新しいビジネスクラスのシートで「THE Room」と呼ばれるものです。
B777-300ERの機材で運用されているもので、最早個室となっております(笑)またモニターは最新の24インチの4Kなんですよ!!
また、隣同士でオープンにすることもできるので、家族やカップルにはとてもいいシートとなっています。
定番となったスタッガードシート
こちらは現在ANAでスタンダード的なビジネスクラスのシートで「スタッガードシート」と呼ばれているものです。
特徴は、フルフラットにシートが出来ることなんですよね!
各シートが交互に配列されており、奥の方であればかなりプライベート感がありますが、通路側の場合はそこまでプライベート感はありません。
でもフルフラットになるので、しっかりと睡眠をとることが出来るようになっています!
ハズレ!?クレードルシート
こちらは中距離、近距離で比較的多いビジネスシートで「クレードルシート」と呼ばれています。
残念なことに、シートがフルフラットにはならないんですよ。。。そして、隣とも最低限の敷居があるという感じで、ちょっとシートが良くなったという感じなんですよね(笑)
私は以前、ミャンマーからの復路便にてビジネスクラスを利用したことがあるのですがこちらのクレードルシートでした!
ビジネスクラスの場合、専用のアメニティや食事も豪華になる
国際線に搭乗したときの楽しみの1つが食事だったりします。
エコノミークラスでも食事は提供されますし、アルコールも無料で楽しむことが出来ますよ!
しかし、ビジネスクラスで提供される食事は更に豪華なものになります。更に搭乗後すぐにウェルカムドリンクがあるんですよね!!
シャンパンを楽しんだりすることもできますし、飲み物の種類もかなり異なります。
また食事においても、エコノミーの場合は専用のトレイにプラスチックのカップに小さめのお弁当的なものを食べます(笑)
ところがビジネスクラスの場合はナプキンをひいてもらい専用の陶器のお皿で提供されます!!
こちらはシドニーからの復路便でのビジネスクラスですが、とても本格的な和食を楽しませていただきましたよ!
エコノミークラスとビジネスクラスの値段はどのぐらい違うのか?
ここまでいかにビジネスクラスが素晴らしいのかが分かったんじゃないでしょうか?
ここまで違うのなら、是非ビジネスクラスに乗りたい!!という想いがすごい高くなりますよね!!
ではエコノミークラスとビジネスクラスのお値段の違いを見ていきましょう。
路線 | エコノミークラス | ビジネスクラス | 値段比 |
東京-ホノルル | 218,000円 | 493,000円 | 2.26倍 |
東京-ロサンゼルス | 220,000円 | 719,000円 | 3.26倍 |
東京-シンガポール | 115,070円 | 356,070円 | 3.09倍 |
7月22日~7月25日の往復(連休の為、比較的高い値段となっています)
路線によっても変わってきますが、2~3倍値段がビジネスクラスの方が高いです!
正直、お金持ちもしくは仕事で利用できる重役クラスじゃない限り現実的には利用が難しいんじゃないでしょうかね(笑)
そのぐらいの差があるのがビジネスクラスという感じです。
エコノミークラスとビジネスクラスの待遇の差はもちろんすごいのですが、それ以上にお値段の差は開いているように思います。
お得にビジネスクラスに乗る方法とは?
普通にビジネスクラスに乗ってみよう!なんて芸能人やお金持ちじゃないと厳しいということが分かりましたね(笑)
しかし、現実はそうじゃない人でもビジネスクラスにバンバン乗っている人も実は多くいます。
ではどうやって乗っているのでしょうか?
実はお得にビジネスクラスに乗る方法というのがあります。
アップグレードでビジネスクラスに格上げ(これは運によります笑)
滅多にないことなのですが、稀にアップグレードでビジネスクラスに搭乗することが出来ることがあります。
要因としては、オーバーブッキング(エコノミー席数よりも多くの搭乗者がいたため、格上げ)が理由なんですよね。
これをインボランタリーアップグレードといいます。インボラとかよく略して言ったりしますね!
ではどのような人がインボラを受けることが出来るのかというと色々な要因が重なってきます。
- 上級会員なのかどうか
- 予約クラス(高いものの方が良い)
- 1人予約のほうがよい(複数のアップは難しい)
基本的には上記のような条件があるとインボラを受ける確率が上がります。
私も過去に数回ではありますが、インボラを頂いたことがあります。
この時ほど上級会員で良かったなぁって思ったことはありません(笑)
アップグレードポイントの使用(ANA上級会員のみ利用可能)
次にこちらはANAの上級会員の場合、アップグレードポイントというものが貰えるようになっています。
実はこのアップグレードポイントというのは名前の通り、アップグレードをしたいときにそのポイントを利用してアップグレードが出来るシステムとなっています。
国際線の場合、利用できる条件があります。
- アップグレードできる座席は1ランク上のみ(エコノミーからファーストはできない)
- アップグレード対象運賃のみアップグレード可能
- アップグレード可能な座席数には、限りがある
SFC修行などをした場合(ANA便のみ)なら翌年度に24ポイント(SFC発行)貰えるので、2~3回はビジネスクラスにアップグレードできそうですね!
ただし、アップグレード対象運賃のエコノミークラスもそこそこお高い(エコノミークラスの中でも)ので、意外と利用できる機会は少ないかもしれません。
マイルを利用してアップグレードをしてビジネスクラスに搭乗する!ANAの場合。
先ほどはアップグレードポイントを活用してビジネスクラスにアップグレードが出来ることを紹介しました。
実はマイルを利用してアップグレードをすることが出来ます。
私はこちらのシステムを2回利用したことがあります。
その中でもとても満喫できたのが、シドニー-羽田の復路便でした。
この時は、追加で25,000マイルを利用してビジネスクラスにアップグレードをしました。
ただし、このマイルを利用したアップグレードですが、1区間の距離に応じて必要マイル数が異なるのと、元々購入したチケットのクラスの条件というものがあります。
1区間(片道)の距離 区間基本マイレージ | エコノミーから プレミアムエコノミー*1 | プレミアムエコノミー・エコノミークラスからビジネスクラス | ビジネスクラスから ファーストクラス |
0~2,000 | 9,000 | 12,000 | 20,000 |
2,001~3,500 | 15,000 | 18,000 | 30,000 |
3,501~4,500 | 15,000 | 20,000 | 35,000 |
4,501~5,500 | 20,000 | 25,000 | 40,000 |
5,501~ | 20,000 | 28,000 | 45,000 |
旅程開始エリア | |||
日本地区旅程開始 | Y/B/M/U/H/Q/Vクラス | G/E/Y/B/M/Uクラス*3 | J/C/D/Zクラス*4 |
日本地区以外の旅程開始 | Y/B/M/U/H/Q/Vクラス | G/E/Y/B/M/U/Hクラス*3 | J/C/D/Zクラス*4 |
*1.2020年4月1日ご搭乗分よりご利用いただけます。
*2.2020年4月1日ご搭乗分よりご利用いただけます。
*3.「N」クラスは対象外
*4.「P」クラスは対象外
マイルを活用した特典航空券で破格にビジネスクラスに乗る!
こちら最後の方法ですが、こちらが一番現実的に最もお得にビジネスクラスに乗る方法になります。
それは、「マイルを使用してビジネスクラスの特典航空券を取る」ことです。
こちらはANAの場合の特典航空券のマイルチャートになります。(レギュラーシーズンの場合)
路線 | エコノミークラス | ビジネスクラス | 比率 |
東京-ホノルル | 40,000マイル | 60,000マイル | 1.5倍 |
東京-ロサンゼルス | 50,000マイル | 85,000マイル | 1.7倍 |
東京-シンガポール | 35,000マイル | 50,000マイル | 1.428倍 |
比率のところを比較してもらうと分かるのですが、チケット購入の場合だと2~3倍の開きがあったのに対して、マイルの場合だと最大で1.7倍となります。
チケットを購入するよりもマイルの方がそこまでの差がなくなるわけです!!
よく1マイルは2~5円の価値があるという言われていますが、1マイルの価値が飛躍的に上がるのはビジネスクラスをマイル特典航空券で利用するからなんですよ。
ANAでもJALでもじゃんじゃんビジネスクラスに搭乗している方がいますが、実はマイルを利用してお得にビジネスクラスに乗っている方もとても多いんです。
陸マイラーの大多数はこのように超お得にビジネスクラスに搭乗しているんですよ!
まとめ:ビジネスクラスにお得に乗りたいなら、マイルをガンガン貯めるべし!
現実的にはビジネスクラスなんてよほどのお金持ちぐらいしか乗ることなんてできないです(笑)
私自身も何回かビジネスクラスを利用したことがありますが、全てマイルを活用した方法となります。
いつかはビジネスクラスで旅行を!と思っているのであれば、お金を貯めるよりもマイルを貯めた方がず~~っと近道となります!!
それも半年とか1年でその夢は叶いますよ。
陸マイラーはANAでもJALでも年間20万マイル前後を貯めることが出来るからなんですよね!
下記より爆発的にマイルを貯める方法を是非実践してみてください。
マイルはこうやって貯める!
ANAマイルとJALマイルは簡単に貯まる!私が実践している方法を大公開!
驚くほど貯まりますよ。